オーガスタナショナルには「マスターズではフロント9でどれだけコースに謙虚になれるかが鍵」とおっしゃられるメンバーがいます。ややコンサバティブなご意見にも聞こえますが、過去のホールスタッツを振り返れば確かにそうかも知れません。最もタフなホールに改良された5番ホールを始め、2000年以降に行われたフロント9のコースリノベーションは、バック9のアーメンコーナーに行くまでのプロローグ的イメージを大きく変えるものでした。そう、マスターズのドラマは1番ホールから始まっているのです。

メンバーのそのコメントは4日間72章の舞台、フロント9の36章でブレインの優れたゴルフを展開した者こそ、バック9の36章に挑戦できる資格が得られるのだと述べているかのようにも感じます。これまでのスタッツからもフロント9を4オーバーで折り返し、バック9で−4アンダーを出しイーブンにしたと安堵するようなゴルファーにオーガスタの神は手を差しのべません。

フロント9の重要性を再度認識し観戦してみましょう。

Augusta Nationalのコース解説をする際、雑誌等のマスターズ解説で一番足りていないのは、地形の高低差、起伏を図で表していないことです。オーガスタの一番の魅力、トーナメントコースとしての神秘性はそこにあります。では神秘性とは何か? 1932年のグランドオープニングから今日まで、ホールレイアウトを変えたのは16番のPAR3のみ、あとはすべてオリジナルのままで地形のスロープラインの流れには手を加えていません。これまで幾度も改造されたグリーンとて地形のスロープラインを一番のポイントにしており、このスロープラインこそがオーガスタの神秘なのです。

アリスター・マッケンジーがよく活用するカモフラージュの理論もこの自然の地形のスロープラインの活かし方に隠されています。カモフラージュとはけしてバンカーのViewによってイリュージョンを与えるだけではありません。これから解説に使う図は1990年代にプレス用に配布されたマスターズの高低差と起伏を写し出した図です。これを参照に解説に目を通して下さい。

 

*Alister Mackenzie オリジナル。 各ホールの高低差を示した図解

 

 

#1  Tea Olive 445ヤード PAR4    

昨年度アベレージスコア 4.187(7)    *( )内は難度ランキング

現在は右のフェアウェイバンカーは前後に拡大され、左サイドの樹木が右に植栽されました。これによってティショットはバンカーと樹木の狭い間がターゲットになり、バンカーの効力は増しました。バンカーの手前にプレースメントすれば、2ndは地形の高低差からイマジネーションショットになってしまいます。グリーンのフロント付近の起伏をご覧下さい。それはトッププロにとってあまりにもリスキーな選択ですが、改良されたグリーン奥に打球が転がれば返しのリカバリーには高度な技術に加え高い経験値のイマジネーションを要します。従って多くのマスタープレーヤー達がこの狭き間に挑戦せざるをえないのです。このホールの攻略ポイントのキーは、グリーンフロントの起伏です。ここからすべてが逆算されたルートをマスターズ委員会はプレーヤーに要求しているかのようです。過去10年マスターズで難度TOP3から7位にランクされたホールがスタートから登場してきます。もしティショットが左右にぶれた時、プレーヤーはボギーを覚悟しなくてはなりません。そして次の2番PAR5でバーディをとり、イーブンに戻すことをマネージメントします。

 

 

*1番

 

 

#2 Pink Dogwood  585ヤード PAR5

昨年度アベレージスコア 4.636(18)

2番ホールにいきましょう。

前年より10ヤードほどティが後方に下げられました。図でお分かりのように浅いドッグレッグのポイントまでこれだけのダウンヒルになります。

ティを後方に下げたことによりフェアウェイ右のバンカーはコースの難度を上げることになるでしょう。二人の偉大なゴルファーの助言を紹介します。開設当時はこの斜面にビューバランスを整えた巨大なバンカーがありました。後に現在の位置付近のフェアウェイセンターに移行されました。

それはジーン・サラゼンによるものです。彼はPAR5を3 shots holeにするかそれをフォローの風で越える日のみ、2 shotsを可能にするアイデアです。しかしベン・ホーガンはティショットをバンカー手前にプレースメントすることに否定的で右サイドに移行することを提案しました。

2 shotsの可能性をより多くすることで、トーナメントの流れは大きく変わります。後の98年にそれはTom Fazioによって実行され、現在の位置に移動されると同時に、ティは20ヤード後方に下げられたことによりバンカリングの数値は何倍にも高くなったのです。現在のグリーンはこの図のものとは異なり、後方部の傾斜の強かったグリーンの起伏部分を小さくすることによって外に出しています。その理由はピンがグリーン左に切られた時、2 Shots 1 Puttのイーグルの可能性を低く抑えるためです。

18ホールの流れにおけるPAR5の価値感とは何かをマスターズ委員会は伝えています。

 

 

*2番

 

 

#3 Flowering Peach   350ヤード PAR4

昨年度アベレージスコア 4.036 (13)

3番は右に2番、左に7番に挟まれるUp Hillなラインにレイアウトされている350yrdsの Short PAR4です。後方に用地がないことから、このホールはオリジナルのヤーデージのままです。ここもオーガスタの地形の雄大さを垣間見れるスポットでしょう。フェアウェイ左サイドの4つのバンカーは、1981年、オーガスタがまだバミューダグラスだった時までひとつの巨大なバンカーでした。造成時、Mackenzieは掘削した土でバンカー周辺のマウンドに造りましたが、現在はその面影を観ることはできません。逆三角形の形状で後方のマウンドのスロープが強く入っていたグリーンも丁度その時期にハート型のグリーンに改造されました。グリーンの左サイドはそのコンターからバンカーに転がり落ちる危険もあり、右狙いが基本とされていました。2番に続き、ここでもバーディを得た者は、前半の流れに乗っていけます。しかし2,3番で貯金ができなかった場合、パー3で最もタフな次の4番を迎えなければなりません。予選落ちする多くの選手たちがそのパターンです。オーガスタはバーディをとるべきホールの価値はパーに等しく、パーであった場合、トーナメントの流れからそれはボギーに等しいのです。マスターズが他のメジャートーナメントと大きく違うのがそこです。

 

*3番

 

 

#4  Flowering Crab Apple  240ヤード PAR3

昨年度アベレージスコア 3.215 (5)

4番ホールにいきましょう。

このホールはMackenzieが理想とし崇め続けたSt.Andrews Old Cseの11番、High hole(Eden)の理論にあります。グリーンセンター手前のバンカーがOld CseでいうStrath Bunkerの役割を果たしています。そして左サイドがジ・オープンでBobby Jonesを苦しめたHell Bunkerになります。1935年Mackenzie亡き後、彼のパートナーであったPerry Maxwellは、グリーン勾配から打球がStrath Bunkerに転がり落ちることから一度グリーン面をほぼフラットに改造します。しかし戦後、Mackenzieほどの勾配ではないが、クリフォード・ロバーツの指示によって、後方のギャラリーマウンドを造ると同時にグリーンやや後方センターに横長のリッジを設けることによって、High Holeの理論を復活させます。ここからこのホールは、大きな改造はほとんどされることなく今日に至っています。前半のキーとなるホールです。ここで更にスコアを落とした者は、5~9番にかけて取り返しに挑みますが、逆に攻略ミスな選択をしてしまう者もいます。

 

*4番

 

 

# 5  Magnolia  495ヤード PAR5

昨年度アベレージスコア 4.327 (1)

5番ホールです。オーガスタでユニークな地形にある浅いドッグレッグホールです。用地の端にあるティからフェアウェイは約9mの揺るやかなUp Hill lineになり、一度下りそしてまたグリーンに向かって上っていきます。幾度も歩いてみると馬の背の台地が二つ並ぶような地形であることがわかります。MackenzieはここでOld Cseの17番Road Holeを図面で描いていました。しかしボビー・ジョーンズの意見も入り、そこにトミーズバンカーは造られることなく、グリーンフロントにマウンド群を持つ形状に変わりました。当時はフェアウェイ斜面に巨大なバンカーが存在し、それをキャリーしていくことがパーへの道でした。1937年にPerry Maxwellによってこのホールは大きく改造されます。まず巨大なバンカーは2つのバンカーに分割され、更にグリーンは二つのリッジが斜めに入り、複雑なアンジュレーションを造り出しました。クリフォード・ロバーツは後にこれをMaxwellのOcean-Waveと名称し、7番、10番のアンジュレーションと共に、私たちは後にそれをMaxwell’s Rollと称することになります。

5番のグリーンの形状は現在も保たれたままですが、フェアウェイバンカーはTom Fazioにより、グリーン方向に80ヤード移行され、現在これをキャリーするには315yrdsが必要になり、右サイドの樹木の植栽と共に、Tree lineとバンカーの間を狙うタフなティショットが求められるようになりました。このMaxwell’s Rollのグリーンを正しく捉えるならば、プレーヤーはキャリーでバンカーを越し、フェアウェイ左サイドからグリーンを捉えるのがベストかも知れません。しかしそれは台地からのスロープラインが左サイドの樹木地帯に流れるだけにややアンタッチャブルな行為でしょう。多くのプレーヤーはフェアウェイの台地(右サイド)からグリーンフロントを狙い、Rollの流れに合わせた転がりを計算しています。

 

 

*5番

 

 

# 6  Juniper   180ヤード PAR3

昨年度アベレージスコア 3.097 (10)

6番に入ります。

5番グリーンの台地の左にティがあり、そこから打ちおろし、緩やかなスロープがグリーンへ上っています。ロケーション的には右に16番グリーンが見えます。ここに来るとオーガスタがいかに地形の高低差を活かしたレイアウトかがわかるでしょう。Mackenzieのオリジナルは巨大に蛇行するバンカーを持つレダンホールでした。特にグリーン後方にあったマウンドとの様相は” Buried Elephant”と呼ばれるほど右から左へ強い傾斜を持つグリーンでした。戦後になっても形状は変えどこのレダンのコンセプトは守られてきました。もちろん現在のスクウェア状のグリーン面になってもレダンのサーフェイスの精神は守られています。過去にホールインワンが最も多く出たホールですが、風の計算が読めなかった何人かのプレーヤーが右サイドのマウンドにボールが跳ねられ、後方にこぼれて堕ちていくシーンを皆さまもご覧になられたことでしょう。これもレダンの哲学にプレーヤーがどこかに戸惑いを感じた結果かもしれません。ピンポジションによってスコアが大きく違うことからもそれがいえます。上位を競う者にとって決勝ラウンドでは絶対にパーセーブが必要とされるホールです。したがってピンデッドに狙わない賢者もいます。

 

*6番

 

*6番 1930年代 Mackenzieのオリジナル

 

 

#7  Pampas     450ヤード PAR4

昨年度アベレージスコア 4.208 (6)

ティから緩やかなダウンスロープの後、グリーンに向かってUp Hillになるレイアウトのホール。左右の樹木がフェアウェイを狭くし、IPから突然ホールはひらけ、バンカーとグリーンの美しいComplexesは、オーガスタを象徴する被写体でしょう。実はこのホール、Mackenzieのオリジナルは2段のグリーンフロントを持ち、トップの部分が横長の形状になるノーバンカーのホールでした。Mackenzieのグランドレベルグリーンはこのホールでは傾斜に貼り付けたようなViewでした。当時は6番グリーンのすぐ奥にティがあり、340yrdsのホールでした。第一回マスターズの覇者ホートン・スミスのサジェストにPerry Maxwellは、2段のグリーンフロント部分をバンカーにし、グリーン手前に三つのバンカーがガードする形状にしました。Mackenzieのアンジュレーションをそのままに左サイドと後方から二つの起伏を足し、グリーンの一部がパンチボール状にあるローリングを形成します。所謂これもMaxwell’s Rollと呼ばれる複雑なアンジュレーションです。1955年George Cobbによってグリーン奥に二つのバンカーが付け加えられ、現在のビューバランスになりました。1956年以降からティは後方に下げられていき、2002年には410yrds, 2005年に現在の450yrdsに改造されました。ティショットが左右にぶれ、樹木の中からのリカバリーになるとほぼボギーを覚悟しなくてはなりません。450yrdsに延長されて以降、ここでのパーセーブはトーナメントの流れに乗っていくためにも大変重要なポイントを占めることになります。

 

*7番

 

 

#8  Yellow Jasmine  570ヤード PAR5

昨年度アベレージスコア 4.640  (17)

8番ホールにいきましょう。ホールは緩やかなUp Hillなラインを上っていき、その傾斜を持つ丘の上に、左右がマウンドに囲まれた縦長のグリーンが地面に張り付いている感じです。私とトム・ドォークが若い頃に最も興味を持ったホールかも知れません。多分、Mackenzieの設計を探求する者ならば、きっとこのホールに深い興味を抱くでしょう。開設以来、このホールの変貌の歴史は、オーガスタ及びマスターズ委員会のコースへの見識の歴史でもあります。開設当時から今日までのお話をしましょう。Mackenzieのオリジナルではセンターまでが500yrdsの距離で、当時の用具では、よほどのフォローの風がない限り、2オン不可能なアンタッチャブルホールだったでしょう。しかしMackenzieの設計思想は、多角的ルートの中で、アンタッチャブルを可能にするリスクと報酬の攻略ルートを常に持ち合わせていました。このホールではグリーンサイドバンカーはひとつも置かず、低い弾道の打球が左右のマウンドに跳ねて縦長グリーンを捉えるコンセプトで、しかもその転がりを更に楽しくするために縦コンターの起伏を左右につけました。つまりクラシックリンクスに多く見られるPunchbowl Greenを造ったのです。Punchbowl Greenには二種類あります。ひとつはグリーンのサーフェイスの一部がすり鉢状になっているもの。もうひとつはグリーンをHillock(小丘)で囲み、一部に深い歪を持たせるコンターをもつものです。この8番では後者になります。しかし1956年になってクリフォード・ロバーツ等は、View Balanceを指摘し、グリーンを見るも無残な盛土したPlatform Greenに改造します。Hillockは左サイドへ移されました。これに対し、ボビー・ジョーンズは怒りをあらわにし、1957年のマスターズ終了後にすぐGeorge Cobbに改造するよう指示を出します。しかしCobbにとってMackenzieのオリジナルグリーンを100%再現するのはロバーツの存在からも不可能でした。グリーンはグランドレベルに下げれど、ロバーツ等の指示でHillockを復元するまでに至らなく、その代わりに左右にバンカーを設けたのです。1977年、ロバーツが他界したのを機に、オーガスタはMackenzieのグリーン復元を目指します。しかしながらCobbにはそれは不可能でした。代わってBrian NelsonとJoe Fingerが昔の写真と粗図面をもとにPunchbowl Greenの復元に成功します。それは丁度オーガスタがバミューダ芝からベント芝に移行した80年に行われたのです。

1997年、Tom Fazioによってグリーンの後方部を改造します。これは最終日に右奥にピンを切るためのスペースを確保するためのものでしたが後部に高いマウンドを設けたことからグリーン面に二つのリッジが入り、オリジナルの縦コンターとの混ざりはパッティングラインは蛇行させるが、トッププロにとっては読みやすい結果ともなったようです。グリーン手前左サイドにショートすることが最も危険で、タイガーなどは2 オン狙いの攻略をビンポジションによっては右のHillockに狙いを定めることもあります。ティが後方に下げられたことから右サイドの改造されたバンカーをキャリーで越えるには315yrdsが必要になりました。

 

 

 

*8番 MackenzieのPunchbowl Green

 

 

#9  Carolina Cherry   460ヤード

昨年度アベレージスコア 4.075 (11)

いよいよフロント9の最終を迎えます。

9番ホールはMackenzieのオリジナル設計に対し、クリフォード・ロバーツ等の様々な意見から改造されてきました。このホールは皆さまもすでにご存じのように、第一回マスターズが開催されるまでは最終の18番でした。当時は現在のアウトとインが逆でした。ホールの地形は一度緩やかなDown Hillから馬の背のような台地状によって上がり、そして下ってまた更に上った地点にグリーンが配置されています。MackenzieのグリーンはHorseshoe(馬蹄型)の形状で手前に巨大なバンカーが造られました。Mackenzie曰く、フェアウェイの右サイドからグリーンを捉えるとフロントライン(花道)を有効に扱え、いかなるピンポジションでもアドバンテージが取れるThe Capeタイプの理論に等しいと述べています。しかし盲点がありました。プレーヤーの多くは地形が右から左に流れるスロープによって、Mackenzieが唱えたIPに残らないことを知ると、あえてとなりの一番ホールのフェアウェイに打ち、グリーンを真横に捉えるイージールートを発見します。クリフォード・ロバーツはMackenzieのHoreseshoe Greenの改造を決断し、Perry Maxwellにそれを依頼します。Maxwellは左サイドからのルートを阻む4つのバンカーをグリーン左手前に造り、グリーンはサークル状の傾斜だけのものにしました。ロバーツはこのグリーンを「まるでパンケーキのようなパブリックリンクスのグリーンだ」と非難します。そして翌年にMackenzieが見せたグリーン前部の勾配を再現させ、2段状のグリーンにします。そしてバンカーの数は2つに減らされ、これが現在も続く9番グリーンの基本形となり、年ごとに細かな改良が加えられるようになりました。三度もマスターズを制し、幾度かのアドバイズを送ったゲリープレーヤーですが、86年にこの9番と18番の改良を観て、「改良し進化させることは正しいが、時にそれはモナリザの絵に手を加える行為と同じことになってしまう。」と厳しいコメントを申しつけます。現在のグリーンはセンターを中心に前後に強い傾斜と縦のコンターが入り、ピンポジションによっては、このホールの難度を急激に高いものにしています。

 

*9番

 

 

参考として 昨年度 バック9のアベレージスコア

 

 #10  Camellia   495ヤード PAR4  

高低差28メートルのダウンスロープ。

昨年度アベレージスコア 4.132 (9)

 

 #11  White Dogwood   520ヤード PAR4 

高低差27メートルのダウンスロープ

昨年度アベレージスコア 4.276 (3)

 

 #12  Golden Bell   155ヤード PAR3

昨年度アベレージスコア 3.064 (12)

 

 #13  Azalea  545ヤード PAR5

フェアウェイ右から左への強い傾斜を持つ。

昨年度アベレージスコア  4.738 (15)

 

 #14 Chinese Fir  440ヤード PAR4

ノーバンカーのホール アップヒルなスロープ

昨年度アベレージスコア  4.179 (8)

 

 #15  Firethorn  550ヤード PAR5

3打目がダウンヒルなスロープが池に繋がる。

昨年度アベレージスコア 4.655 (16)

 

 #16  Redbud   170 ヤード PAR3

昨年度アベレージスコア 2.964 (14)

 

 #17  Nandina   440ヤード PAR4

緩やかなアップヒルなスロープ

昨年度アベレージスコア 4.255 (4)

 

 #18  Holly   465ヤード PAR4

左サイドFWバンカーの手前からグリーンまで23メートルのアップヒル。

昨年度アベレージスコア 4.299 (2)

 

 

 

Text by Masa Nishijima

Photo & Map  GOLF Magazine, ANGC Library, Augusta History Museum,

              GOLF, The Life and Work of Dr Alister Mackenzie.