予想外の長雨が続き、なかなか脱穀をするタイミングがつかめません。

稲木に掛けられた稲がびしょ濡れにならないようにビニールを掛けました。

刈り取られた稲が濡れっぱなしになってしまうと芽が出てしまうからです。

焦りますが、お天気にはかないません。

それでも、稲穂は少しずつ乾燥してくれました。

予定はオーバーしてしまいましたが、来週頭にも脱穀は完了する予定です。

 

今回、東京クラシック田んぼプロジェクトを行うにあたり、遠野から来た岩間敬さんとその馬達の存在は欠かせません。

(一社)馬搬振興会の代表理事である岩間さんは、岩手を拠点に全国各地で馬搬・馬耕の技術指導のほか「はたらく馬」との暮らしがつくる循環型社会の普及啓発で活躍しておられます。

当クラブの沢向こうの放牧地で、菊花(きっか)や(てらゆう)などの重種馬、銀龍や小春など日本在来種の木曽馬をご覧になられたメンバーの方々もいらっしゃると思います。彼らは、馬耕や馬搬、馬車を曳くなど、人とともに働き役立つことで生きていくことができます。

岩間さんは、このはたらく馬たちとともに20年ほど前からお米づくりを始めました。馬で耕し、馬糞を堆肥にして育てるお米です。名前は「馬米」(うまい)。

今回、私たちの田んぼで育てたお米に「馬米」の名前を岩間さんからお借りして、オリジナルパッケージでクラシックバージョンを作ることになりました。

お楽しみになさっていてください。

※「馬米」は登録商標です