今週末、いよいよ田植えを行います。

ご自身や周りの方がお米をつくっておられるとしたら、少し遅いな?と思われるかもしれません。

ですが、もともとは、灌漑設備が発達するまでは、空からの天水頼みだったので、梅雨時に笠を被り、蓑を着て、田植えを行っていたようです。

現在では、兼業農家が多いので、まとまった休みのとれるゴールデンウィークに田植えのスケジュールを合わせたり、ビニールハウスのおかげで苗が早く成長することができるので、台風シーズン前に収穫できるよう合わせたりと、昔より早めに田植えを行うところがほとんどです。

東京クラシック田んぼでは、給水設備がないわけではありませんが、ハウスは使わずになるべく昔の暦に合わせてお米作りをしています。

 

少し駆け足になりますが、今までの作業を写真と共に振り返ってみたいと思います。

5月4日・5日、ゴールデンウィークは、周りの田んぼは田植え真っ盛りですが、東京クラシック田んぼでは種まきです。

稲籾を苗箱に蒔いていきます。

培土に隙間なく、かつ重なり過ぎないようびっしりと蒔いていきます。

子どもたちも真剣です。

蒔いた後は、水をいっぱいやります。

苗箱を一か所に集め、シートをかけて、1週間くらい保温します。

すると…、

芽が出てきます。

鳥除けに不織布をかけ、毎日、朝夕、たっぷり水をあげます。

苗はどんどん成長を続け…、

  

こんなにフサフサになりました!

そして、この苗を植えるのですが、田んぼの方でもまだまだ作業が続きます。