谷津田再生プロジェクト 草取りその1
空梅雨を嘆いておりましたが、一転して雨続き、そして、いよいよ猛暑が襲ってきました。
気温は既に30℃を超えています。
そんな中、地味ではありますが、大切な作業である草取りを行いました。
草刈りではなく、草取りです。
水田の中に、稲と同じような生育環境で育つ水草は、稲の成長を妨げるだけではなく、稲刈りの作業の邪魔にもなります。
田んぼの場合、雑草と言っても、ほぼ決まっていて、代表格なのはコナギとオモダカです。
コナギはハート形のかわいらしい葉っぱをしています。
オモダカはキツネの顔みたいな葉っぱです。
これらを手で抜いていっても良いのですが、稲の間をびっしりと覆っており、量が量なので道具を使います。
チェーンをつかったり、機械を使ったり、いろいろありますが、今回使うのは、人力の水田中耕除草機です。
これを稲の間に差し入れて、押したり引いたりしながら歩きます。
さてさて、7月10日(土)、草取り当日です。
今回もメンバーのみなさん方にお手伝い頂きました。
梅雨の合間の青空で、少しは曇ってほしいくらいの猛暑です。
その中でも子ども達は元気です!
大人達も負けていられません。
猛暑ということもあり、泥の中を二往復もすると、汗はダラダラ、体はクタクタ、おなかはペコペコです。
田んぼ脇でランチにします。
今回も東京からオーガニックのシェフをお呼びして、調理してもらいました。
外で食べるとおいしいんです。
雑草のコナギは昔は食べることもあったそうです。
かき揚げやおひたし、炒め物とレシピはいろいろあるようです。
無農薬の田んぼなら、なおさらおいしそうですが、いつか、田んぼピクニックのレシピにコナギも入れられたらなぁと思います。
除草作業は7月8月中、都合が合えば、いつでも体験することができます。
作業自体は地味ですが、おまけにホタルも見に行くことができます。
イベントとしては、次回は8月14日(土)と15日(日)を予定しています。
一カ月後、稲も生育していることでしょう。
皆様のご参加をお待ちしております。